2003年 映画の感想 その2

なにはともあれ、いよいよマトリックスも終焉です。おそらく続編はないでしょう。

失笑してしまうほど、スミスだらけで、どうなんだろう。映像としては、残念ながらはじめて見た時の衝撃はないが、それでも、先端は行っている感じはします。
期待が膨らんでいたせいか、完全に満足したわけではないですが、映画館で見といて、損はないでしょう。

潜水専門の特殊部隊でのお話です。韓国には、そういう部隊が実在しているようで、水難活動などに従事しているらしい。日本にはないよな？

「冬のソナタ」のおかげで、すっかり韓国ドラマが日本に定着してしまいました。日本のドラマにはない、 ストレートな純愛的な表現が受けているのだと思います。この映画も、一人の女性を巡り、二人の男の熱い思いがぶつかり合います。

最後のシーンで、自分の命すら捧げてしまうその姿勢に、そこまでやるか〜と思いました。これぞ、韓国映画です。

盲目のヒーローという変わった設定。ただ変わりの発達したするどい聴覚を用いて、常人以上の行動をすることができる。
主人公が、ネチネチしていて、見ていて爽快感がない。悩めるヒーローというわけだが、どうもなあ。。。
ヒロインが殺されてしまうあたりも、ただのヒーローものではないという強調しているか？

スーパーマン系の単純なヒーローものでは、世間が納得しなくなってきているのも事実なわけで、いろいろなアプローチが あっていいと思います。今回は、失敗なわけだが。

ハ・ジウォンがヒロイン役のエッチなコメディ。ハ・ジウォンと言えば、「ボイス」とか、ホラー映画を思い出しますが、 これは、全く逆。ぶっちゃけ、下品です。いきなり股開いて、パンツを見せてしまうあたりはびっくりです。

主役はイム・チャンジョンなる人がやっております。詳しくは知りませぬ。

80年あたりに、日本でもよくあったアイドル主演のB級映画といったノリです。

フルスロットルの方を先に観たので、前作はどんなだったのかなと思いまして、観てみました。

一言でいうと、ほとんど変わっていませんね。キャメロン・ディアスがフルスロットルほど中心扱いされていない気がしましたが。
三人のなかで、ボケ役のドリュー・バリモアが一番はまり役かなとも思いますが、いかがでしょう？

007の第19作目。

ピアース・ブロスナン によるボント役も3作目となり、もう違和感ないよね、しっくりきていると思います。
いつもの如くのストーリーなんだけど、このシリーズはそういう安心感がいいのかも。裏切りません。
個人的にも、このシリーズは好きで古いものも含めて、結構観ています。

こちらも、韓国の史実に基づいた作品。自分向きでないにも関わらず、観てしまいました。。。

イ・ジョンジェ主演であり、シム・ウナも出てきます。そういう意味では、日本人にもなじみの深いキャスティングなんだけど、 ストーリーが韓国内向けでした。
キリスト教側が悪役らしくて、島原の乱の逆バージョンってところかな。

ちょっとしたブームを起こしたこの作品。漫画が原作だったはず。

独特の雰囲気があって、いい映画だと思います。日本人にしか作れないでしょうし。続編も近々公開されるようで、シリーズ化されるかもしれませんね。
あえて苦言を申せば、まずセットの作りがちゃちいと思います。後は、女優陣がミスキャストっぽい気がするのですが。。。 特に今井絵理子は雰囲気を壊していませんか？

イ・ジョンジェ主演の刑事物と思いきや、実は超大型ラブストーリーちっくな作り。
が、しかし、韓国の近代史の背景を知らないと理解できない面が多々あり、わたしにはちょっと。。。
ミステリーぽい雰囲気も醸し出して、うまくまとまればよかったのだけど、今作品は中途半端な感じであり残念。

雪山で遭難した妹を助けるお兄ちゃんの活躍ぶりを描いた映画。兄が妹を助けるという設定がいまいち盛り上がりを削いでいると思った。

いつになったら、シルベスタ・スタローンが出てくるのだろうと思って観ていたのだけど、出てこない。別の映画だっけ？勘違い?
1人のアホ登山家を助けるために、4人が犠牲になっているわけで、-3なんだよね。現実には助けにいかないよね、多分。

マッチョマンが、がしがし敵をなぎ倒して行くという、今となっては古くさい感じのする映画である。
子供の頃は特に感じなかったが、どんどん人間が死んでいるわけであり、そんだけ殺してハッピーエンドかよ！という気がした。

子供の頃はよかったなぁ。。。というお話。思い出は大事です。
入院中に、彼女に借りてみてもらって観た作品で、どういう内容か分からないまま観た映画でした。 「アトランティス」というと海に沈んだあの「アトランティス」を思い起こすわけで、主演は、「ハンニバル」のアンソニー・ホプキンス 。。。 どんな内容なんだろうと思って観ていました。劇中では、アンソニー・ホプキンス は、子供に会うわけで、「もしや、子供を殺ってしまうか？」と疑っていました。

初めにも書きましたが、心温まるお話であり、二人の子役が好演しています。大人が観れば、きっと子供の頃の思い出を思い起こさしてくれるに違いありません。

ジョニー・デップ主演のホラーサスペンスといったところ。
オープンニングタイトルから雰囲気はよくて、おおっと思わせるものの、ストーリーが意味不明な箇所がいくつかあって頂けない。 雰囲気は最後までよかったので、もうちょっと整合性のとれた話だったらよかったのに。

こちらも長岡アジア映画祭にて鑑賞しました。

ともかく、大味な映画でした。2時間をゆうに超えて、最後があれかよ！って結末に、カルチャーショックを受けました。
だって、訳あって結ばれない二人が最後に取った手段は、二人で爆死。映画としてはそれで終了で、残された男性側の婚約者とかは一切 触れられずじまい。
ダンスシーンは、迫力があってよかったです。

長岡アジア映画祭にて鑑賞しました。関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。

監督は、「動物園の隣の美術館」のイ・ジョンヒャンだそうですが、そちらの雰囲気はないです。韓国映画としては、スターがゼロという珍しい映画ですが、 とてもいい雰囲気の映画に仕上がっています。最後にじわっと涙する人も多いのでは？
内容は、会っていなかった孫と祖母の交流を描いたただそれだけの映画であり、退屈しそうだが、短いこともあり飽きることはないと思う。

こういう雰囲気の映画は、日本でも撮れる下地はあると思うのだけど、あんまり映画になっていない気がする。興行的に厳しいというのも あるのかもしれないが、邦画にも頑張ってほしいものである。

2002年の単館系の（多分）最大のヒット作。わたしも、もともと好きな映画でしたが、感想を書くのが遅れてしまいました。

大人になっても想像がちな乙女の恋物語であり、恋に奥手の女性向けなのかもしれませぬ。そういう意味では、 男性向けの映画ではないんだが、わたしははまってしまいました。

CGもふんだんに使い、超念密に作られた大人の童話であり、観た後にほっとするんだよねぇ。こういうのって、他の映画では感じたことがない。
監督は、「デリカテッセン」、「エイリアン4」のジャン=ピエール・ジュネなんだけど、こういう映画もとれるんだねぇ。もちろん、彼らしいブラックな部分も、 本映画にいくつか登場はしてきます。

日本お得意のホラー映画。結構、怖め。噂では、ビデオ版の方が恐いらしいのだが、どうなんでしょう。

出演者の女優が、ホラー映画の基本（？）であるスレンダーな美女ばっかり。男優があまりにしょぼいので、これは意図的なものでしょう。
この映画、出演者では売っていないのだが、主演の奥菜恵をはじめ、伊藤美咲、市川由衣 とそれっぽい人ばかり。

実は、私にはあんまり恐くなかったのですが、「この人、綺麗だなあ。。。」と感心しながらみておりました。

マトリックスワールドを広げてくれるという、短編アニメ集。劇場公開はしてないよね？？？

アニメとしてのクオリティは高い、日本人も大勢参加しているようだし。日本のアニメも、予算があればこれほどのものができるのだ。
最近は、アニメはほとんど観ていないので、現状がどうなっているのかよく分からないのだけど、高品質のアニメーションを観たいという ことであれば、お勧めできる。
ただ、マトリックスワールドを広げてくれるかというと、疑問が残る。謎が解けていたりする訳ではない。あくまで、サイドストーリー集なのだ。

長瀬智也主演のアクション映画。韓国ロケとストーリーも相まって、彼以外はほどんと韓国人が出演している。「ユリョン」のチェ・ミンスも出ています。

日本では撮影不可能のアクションシーンが売りらしいのだが、それほど凄みは感じないなあ。
ストーリーが、所轄以外の刑事が、現地の刑事とぶつかり合いながら、事件を解決して行くというありきたりのパターンであり、 アクションシーンでもたせなければいけないはずなのだけど、あれでは厳しい。
個人的には、通訳の女性が好み。。。

韓国（元？）大統領が、日本で拉致された際の様子を描いた作品。基本的には、日本映画。
わたしは、歴史背景をよく知らないので、内容がよく分からなかった。当時、リアルタイムで生きていた人にとっては、興味深い内容なのかもしれません。

HOTEIが音楽監督ということで、音楽にも注目していたものの、彼らしさは微塵も感じられなかった。

引き続き、アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画。監督は、「スピード」のヤン・デ・ボン。今回は、ちょっとした恋物語も描かれている。

前作に引き続き、アンジェリーナ・ジョリーに頼り切った作品なわけですが、有名になったアンジェリーナがやることもないような気がします。 アクション向きの女優ではないでしょう。前作は、名前を売り出す目的もあったのでしょう、露出度も高かったように記憶していますが、今作品は 露出度は低めです。

恋愛模様も描かれるものの、中途半端で物足りません。2で終わりでしょう！

チャン・イーモウ監督作品、アクションものも撮るのね。。。
壮大なスケール感で映画を持たせたという感じ。観念的なストーリーを色彩で分かりやすく表現されていていいと思います。

「初恋のきた道」からイーモウ作品に出ているチャン・ツィイーは、今回も出演しています。華奢な身体でよくやっていると思います。今後も期待です。

海賊映画。そう言えば、海賊映画は初めてかも。
ジョニー・デップが主役なのかな？、微妙な役だけど、演技はキレてます。それにからんでいるが、オーランド・ブルーム。「ロード・オブ・ザ・リング」に 出ていたらしいが、彫りが深くて、かっこいいんじゃない？

CGシーンとリアルシーンとの違いが大きくて、違和感があるけど、わざとかな。宣伝だとホラーっぽいシーンも強調されているけど、 恐いシーンはほとんどないです。冒険活劇といった感じかな。2時間に渡って、飽きさせない面白い映画でした。

時代を作った人気シリーズの久々の続編。アーノルド・シュワルツェネッガー の最後の作品とも言われているが、はたして。。。
昨今のマトリックス的なアクションとは好対照な重厚なアクションシーンの連続です。ドン、ドン、ドバーン！って感じです。新鮮です。

わたしが観た理由には、クレア嬢が出てたこともあったのですが、年取ったなぁ。。。前半の方は、化粧のせいで特にそうだったのだけど、 演出？まあ重要な役どころを与えられてよかったです。でもやっぱ、アクションは向かないのでは。。。

ハン・ソッキュの長髪が観れる唯一（多分）の映画です。
内容は、ヤクザ映画で、その中でのし上がっていく男の姿が描かれています。例によって、日本人には理解しづらい箇所がいくつかありますね。

韓国映画ファンでなければ、別に観る必要もない映画ですが、まあまあ面白いですよ。

マット・デイモン主演のスパイ映画。なかなかよく出来ている感じがするが、めちゃくちゃ面白いというわけでもない。

スパイ映画とはいうものの、スパイ本人が記憶をなくしてしまっていて、それを探すというストーリーなので、 007的なストレートなスパイ物ではありません。ここらへんが単純に楽しめない理由なのだけど、ストーリーとしては面白くしている点でもある。 ホントに、何が足りないのかよく分からないのだけど、何か足りないだよなあ。それがあれば、傑作だったはずなのに。

リュック・ベッソンファミリー（？）の作品。監督は、リュック・ベッソンではないのだけど、影響が色濃く出てます。

ストーリーは大したことないんだけど、この映画の見どころは映像美学かな。始めのカーチェイスのシーンは、スピード感があっていいし、 ジェイソン・ステイサムによるアクションシーンはどれも華麗の一言。フランスっぽい美学の感じられる映像ばかり。いいね〜。

ヒロインにスー・チーを起用したのも正解でしょう。あそこに、東洋人がいると意外性があって、映画に広がりを与えていると思う。
お勧めの一品です。

韓国映画の「TAXI」です。
ひどい内容に、笑えてきてしまうホラー映画。日本で売る意味はあったのだろうか。。。
失敗した映画を楽しみたい人は、必見。

ソン・ガンホ主演のプロレスコメディー。ソン・ガンホと言えば、「シュリ」とか「JSA」に出ていた人ですね。
この映画は、わたしにとっては、「あっ、この人は。。。」という人がたくさん出ています。まず、ジムの館長は、 「カル」のオ刑事役のチャン・ハンソン、「ラスト・プレゼント」の詐欺師コンビ役の片割れイ・ムヒョン などなど。
そう言う点からも、楽しませてもらいましたが、内容もなかなか面白いです。

日本人に分かりにくギャグとかは特になくて、違和感がなく楽しめます。ヒロイン役のチャン・ジニョンは、長髪がきれいな美人さんです。

香港映画界では有名なフルーツ・チャン監督による作品。内容的には前半の香港編と、後半の牡丹江編に分かれる。

主人公イェンが香港居るシーンは、なんというか香港の様子を肌で感じれるようでよい。後半になると、 故郷の牡丹江に帰るのだけど、そこからがちょっとな。。。話が分かりづらくなり、お勧め度を下げた原因だ。

イェンの化粧による変わり映えにもびっくりだ。全然違うじゃねえか！女って恐いね。

窪塚 洋介主演（なんだよね？）ではあるが、内容的には幼なじみのスマイルのほうに焦点が当てられている感じだ。
コミックが原作のようだが、その雰囲気がうまく出ているんじゃないかと推測される。終始、楽しい雰囲気でストーリーが進んでいく。 これには、窪塚の演技も影響していると思うが。下を見下ろすような演技は、独特だよね。癖？

また、映像共に、主題歌のSUPERCAR の「YUMEGIWA LAST BOY」 は、映画を盛り上げるのに一役買っています。 さわやかなメロディが、いいですね。

誰にでもお勧めできる面白い映画です。

非常に台詞の少ない映画であり、耽美的な世界が広がっている。女性器に、釣り針を差し込んでひっぱるシーンなど、 観てて痛い。自分にも痛みが伝わってくるようだ。（男だけどね。。。）

この映画は、釣り反対映画なのだろうか？人を釣り上げるところとかは、皮肉的である。
主人公演じるソ・ジョン は、台詞を一切吐かない役どころであるが、見事にこなしている。
わたしの評価は低めだけど、素晴らしい映画だと思う人もいるかもしれません。

邦画の有名どころの若手監督による達に短編映画集。
いろんな作品があって、1つぐらいは、気にいる作品があるんじゃないという感じ。あまり映画を観ない人には、厳しいかも。

ちなみに私のお勧めは、「けん玉」です。どうでもいい内容ですが、ほのぼのとしてて良いです。
一つ一つは短いので、お気楽に見れますよ。

窪塚 洋介主演の非常に尖った映画。メッセージ性が非常に強く、それに共感できるかどうか別として、作り手の意気込みが伝わってくる。

政治的なものを持ち込んでいるのは、あまり頂けない感じがするのだが、全体的に見て、今の若者の雰囲気をうまく表しているいるんだろうなと 感じる。自分の力なさを感じながらも、世の中に対して怒りをぶつけたくなるそんな心境。
まあ、最後のシーンは、必要ない気がするけどね。

名前の通り、青春映画です。松田龍平が主演しているわけですが、存在感があるよな。今後も期待できそうです。

約90分の短い映画は、ミッシェル・ガン・エレファントの曲に乗せて、がんがん進んでいくので、さらに短く感じられます。
松田龍平演じる九條は、冷めた目で世の中を見ているのだが、最後の最後、幼なじみの青木の命を賭けたゲームの時に、 初めて、人間らしい動揺を見せます。ここのシーンが大事だと思うのですけど、あえて動揺させないというストーリーもあったのでは ないかと思うのですけど、どうでしょう？

若者には、お勧めの映画です。

不倫してしまう映画。こんなことをしちゃだめだというシュチレーションほど、恋が盛り上がってしまうということ、現実にもよくありますよね。 障害が多いほど、恋は盛り上がるのだ。

結局、女性側のイ・ミスク は、全てを捨てて彼を選ぶのだけど、観てるこっちとしては舞い上がっている感がいなめなく、 不安を感じさせる終わり方でした。
愛だけじゃ食っていけないと思う、わたくしであります。今の世の中、幸せになるにはお金も大事な要素ですて。
ちなみに韓国では、不倫は犯罪らしいっすよ。

菅野美穂主演の映画だが。。。ファンとしてはがっくしの出来ですな。

ともかく、わけ分からない。なんなんだこの映画は！演技も素人っぽいのばかりで興ざめだし、主役の二人は、 ただただひたすら何かを求めて、歩き続けるだけだし。
二人の歩き続ける理由、意味を理解させなきゃいけないのに、周りの演技、演出がダメ過ぎです。
内容なんで、全くないね。あまりのひどさに、観てて気持ち悪くなりました。

映像に凝るのはいいが、海外受けするような素材ばかりで、 日本人が観ると詰めの甘さが目立ってしまい、興ざめです。すごく作りものっぽく見えます。
これは、多分カンヌで受けるために作ったのですね。

題名の通り、ラブストーリーものなのだが、純愛と銘打つのはおかしいのではと思わせる内容。なんか、違うっしょ。

インターネットを通じた恋愛？なので、二人が出会うのは最後の最後。それまでは永延と二人の孤独感につき合わされる。
若い頃って、なんで生きているんだろう、俺に何ができるんだろうと悩む時期があると思うんだけど、 そういうのを思い出させてくれます。

シム ウナの映画デビュー作品だが、興行的に失敗したのがよく分かる内容です。

シム ウナのファンとして語らしてもらうと、役が全くあっていないと思います。この作品では、 厚化粧をして、ちゃらちゃらした若者の役ですが、そういう役を彼女にやらしてもダメでしょう。

今から10年くらい前の作品なんだが、映像を見ているとすごく古くささ感じしまう。わたしが年を取ったのか、 韓国が急成長を遂げたのか、はたして？？

名前的には、「火山高」と似ているため、そういった映画を連想させますが、違います。そういう分野が韓国にあるのか分かりませんが、 日本で言う任侠ものに近いです。

「アタック・ザ・ガス・ステーション」と同じ監督なので、乱闘シーンとかは明らかにそれを思い起こさせます。
主役の二人はどちらもいい男ですが、私的にはイ・ソンジェのほうが好きですね。

残念ながら、こういうジャンルは他国の人には受けが悪いでしょうね。事実、年度3位の作品にも関わらず、日本では、 ビデオ発売のみとなっています。

「マトリックス」の先駆けと言われているらしいアクション映画。
わたしは、1を観ていないのだが、まあ特に問題もなく観れた。それほど話が単純である。でも、この映画はこれでいいだろう、 見せ場は、アクションシーンです。それを魅せるためにストーリーがあるようなもんです。

そのアクションシーンは、やはり「マトリックス」ぽい。多分、こっちが先駆けでしょう。 CGシーンも、「マトリックス リローデット」と同じソフトを使っているのだろう、表現が同じだった。

アクション映画好きにはおすすめです。