2004年 映画の感想 その2

ションヤンの懸命に生きる姿を描いた作品。これは、経済発展を続けている中国内ではもっと共感を得られていると思いますが、 いざ日本で受け入れられるかどうかと言うと、疑問。

主役のタオ・ホンは、しっとりとした色気を持つ女優だ。

「ラブ・アクチュアリー」を意識した日本語タイトルだと思います。パッケージもそんな感じだし。
ジャンルも同じラブストーリーですが、違いは高級感でしょうか。こっちはショボイ。

なにげに監督がくわしく解説していて、コメンタリーが結構面白かった。

岡村隆史主演のなかなか面白めのB級映画。

アクション+ギャグなのかと思いましたが、ロマンスの要素が多かったです。

設定がハチャメチャな上、演技がよくない。ミュージシャンが片手間でやった感じ。

今年は大作アニメーションがいくつか公開されていますが、これもその一つ。BR>
ちょっと映像自体に違和感があり。CGとセルの区別がつきすぎる。そのうち慣れるか。。。
正直ストーリーも内容がなく、駄作だな。

トム・ハンクス主演のサバイバル映画。ロビンソン・クルーソーみたいな感じ。

問題なのは、ロマンスとか、戻ってきた後の様子を描いたことか。これによって、主題がぼやけてしまった。
漂流物語に限定してしまった方がよかったと思いました。そうなると、トム・ハンクスじゃなくてもよかったか。。。

ドラえもんの映画版。久々に拝見しました。
名作もあるらしいけど、今回観たのはあまりよくなかった。盛り上がりに欠け、感動が少なかった。

エキセントリックな雰囲気を持つ、独特のカラーを持った作品。

二人の女優のファッションもサイケな感じで面白いのだけど、ストーリーの方もテンポがよく観てて非常に楽しい。

これはかなりイイ。

たまにNHKでやっているロボットコンテストを舞台にした青春映画。

普通の予定調和のストーリーなんだけど、こういう甘酸っぱいの、好きです。若い頃にしか出来ない経験だし。
長澤さとみが生き生きとして凛々しい。演技もいいし、大女優の予感。

リアルさを出す為に、4つの誓いを守って作られた映画。でも多分、CGまみれの日本市場向けのみの宣伝文句でしょう。タイではまだまだ普通でしょう。

主役のトニー・ジャーがもともとスタントマンだったということで、アクションはよい。 特に、街中を逃げながら様々な障害を超えて行く場面はテンポもよく、見応えあり。
また、トゥクトゥクによるチェイスは、タイらしくてよい。

ただ、4つの誓いは守らなかった方がもっと迫力のある映像が取れたはず。特に早回しは使ってもいいんじゃない。残念。

マイナーな作品続きで、食傷ギミなので、ハリウッドの大作を観てみました。一応、大作だべ。

レニー・ゼルウィガーの主役を食う演技がなかなかよかった。もちろん、ニコール・キッドマンの美しい姿もよかったです。
ただどうも純愛に毒されている僕には、最後にセックスさせてしまったのが残念でした。

イ・ビョンホン初主演という点しか、特に見るべきところはないかと。
こういうのは日本に持ってこない方が、今後の日本市場における韓国映画の為だと思うが。持ってくるところは、別にそんな知っちゃこったないと思うがね。。。

この映画には関係ないが、今年見てきた韓国映画について、一文書いておこう。

今年は韓流ブームに乗って、かなり数多くの韓国映画が公開、もしくはDVDとしてリリースされました。 僕も（全て今年に出たものではないが）50本ほど見ましたが、正直見切れていません。 こういう現象は嬉しい反面、駄作も分け隔てなく入ってきて残念な面もあります。

来年は、今後、日本に根付くかどうかが試される年になると思います。
今の状況は、中年女性の熱狂的な支持で盛り上がっているだけで、実際のところ、 それ以外の世代にはそれほど受け入れられていないのが現状です。
そういう意味で、幅広い世代に受け入れられるかどうかがキーポイントになっているのではないかと思われます。

さて、来年の公開作には、今のところ期待できるのが少なくて、「私の頭の中の消しゴム」くらいしか日本受けしそうにありませんが、 今作っているイ・ビョンホン主演の「甘い人生」、ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン主演の「外出」、チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ主演の「台風」辺りの 出来次第では、もう少し広い世代に受け入れられるようになるのではないかと考えています。
特に、「外出」に関してはかなりのプロモーションをかけてくるでしょうから、 この作品の出来が今後の日本市場における韓国映画の行方を左右すると思われます。
で、この「外出」は、ホ・ジノ監督が作るわけで、わたしは非常に期待しています。きっとよい作品を出してくると思います。

そういう意味である程度、韓国映画は市場に根付くようになると感じています。 2006年以降は、だいたい今年の半分くらいのテンションで韓国映画が扱われていくのではないかと期待してます。

一方、俳優陣だと、ソン・イェジンが日本でもブレイクするのはないかと読んでいます。
ドラマ「夏の香り」と「ラブストーリー」が既に日本では公開されていて、十分に下地はありますし、 来年は、主演映画が2本公開される見込みだからです。もしかしたら、「初恋死守決起大会」も公開されるかもしれませんし。

ともかく、いち韓国映画ファンとしては、今年のブームが一過性とならず、これをよいきっかけとして、 以前に増して、日本市場に根付いたらよいと思うばかりです。DVDで見るよりスクリーンで観れた方がずっとよいので。

伊藤博文の暗殺が失敗に終わったら、どうなっていたのかという話が根底にあって、他にもぶっとんだ設定で、強引な展開が目立つ。
僕にとって、実際の歴史の上で、伊藤博文の暗殺がどれほどの意味をもっていたのかよく分からないんだが、 失敗していたら日本がそのまま韓国を支配し続けられただろうか？
チャン・ドンゴンの下手な日本語を聞き続けるのも厳しいものがあった。

「ボイス」に引き続き、同じ監督でハ・ジウォンが出演。二番煎じを狙った作品だと思うが、そうはうまくはいかなかった。
ユ・ジテも準脇役級で出ているのが意外。まだこんな扱いなの？

ある事情で、自分の母親に東ドイツが崩壊したことを隠し続けることになった息子さんを描いたコメディ。
ともかく、隠し続けようとする格好が滑稽で笑えます。ただ、悲しみも滲んできてジーンとする。
最後にやっぱり母親が死んでしまったのは、残念。西ドイツの医療で助かったことにしてもよかったのでは？

哀川翔の記念すべき100本目の作品。だが、わたしが彼の映画を見るのは初めてだ。

哀川翔は、仮面ライダーみたいな特撮もの「ゼブラーマン」になろうとするちょっと笑える小学校の先生役。でも、彼は本気。
鈴木京香、内村光良、渡部篤郎をはじめ、豪華な顔ぶれでびっくりした。バカバカしい内容なんだけど、最後にホロリとさせるのはよかった。

アニメ「キャシャーン」を元にした映画。わたしはアニメの方を見たことないんだが、かなり雰囲気を変えているのではないか？
CGと実写の組み合わせ方が独特でよい。違和感というよりは、斬新さを感じた。
ストーリーも、アニメが原作とは思えない重い話になっており、これもよかった。
カネがかかっている映画だけのことはある。

死に行く人を取り巻く仲間。最後の暖かい交流が描かれています。
とはいいつつ、喋っているネタがともかく下ネタで引きます。せっかくいい映画っぽいのに。

そういえば、アカデミー賞を受賞した映画でしたな。

映画のドキュメンタリーみたいな一風変わった内容でした。
映画のストーリーと、映画撮影の中のオフショットがごちゃまぜになって、混乱してくる。
ちょっと理解できず。

3名のアジアの監督によるホラー映画のオムニバス集。

わたしは3話目の”going home”がよかった。これは、ホラー仕立ての愛の物語であって、怖さはあまりない。 ただ、純粋に愛を突き通した彼らの意思、悲しい結末に胸が熱くなる。
他の2つは、ありがちな展開でよくない。

今年の新潟国際映画祭のオープンニングを飾った作品でしたが、見逃してしまいようやくDVDで見ることができました。

さわやかな印象が残る作品。手紙で想いをやり取りするのがもどかして新鮮。純愛ブームの中、見事にその路線を極めています。
ただストーリは単純過ぎかな。

クレア・デーンズが出ているということで、拝見。日本では久々の新作では？
彼女の役どころは、主人公の若者のあこがれの対象となる役でした。

残念ながら、映画としてはよくないですな。病気とはいえ、親を殺してしまうところやベットシーンが多い点、 デーンズの役どころに関しては言えば、掘り下げが足りずに尻軽女で終わってしまうところ。

なかなか彼女は、大学を卒業後、自身を大きくステップアップさせる映画には出会えていませんね。早く出会ってほしいものです。
「スーパーマン」の続編に出るという噂もあるらしいが、合うんだろうか？

「チョン・ジヒョンを紹介します」という感じのムービー。ジヒョンファンの私的には大ヒット。クァク・ジェヨン監督と彼女は水と魚のようですね。

映画としては、平凡以下。
もともとこの監督の傾向だけど、エピソードを詰め過ぎ。このお陰で、テンポが悪すぎ。ストーリーとしても、ミョンウを何度も死なせ過ぎでかわいそう。

日本だと、この映画が2004年の韓国映画を締めくくるかのような位置づけで、今年の韓国映画としては珍しくヒットしてしまって、どうやら「シュリ」を超えそうですが、 韓国映画の未来にとってよいのかどうか。。。これが韓国映画の代表になってしまうのはよくない。

不思議な雰囲気の映画です。そもそも日本向けの映画のはずなのに、何故かみんながハングルを喋る。また撮影場所は脈絡もないロシア（のはず。）。 これが相まって、妙な無国籍な映像に仕上がっていました。
草なぎ剛の演技が普通過ぎて、、、この人にしか出来ない演技だけど。。。

あと、LEE SOO YOUNGの僕の好きな曲が劇中に使われていて、ちょっとうれしかった。

少年時代に必ずいたような番長的な存在を巡る物語です。
若き頃のチェ・ミンスクが教師役で出ています。まあそんなことは大したことではなくて、リアル感があって非常にいいです。

そっくりでなくても、こういう感じの雰囲気はありました。女性には分からないかもしれませんが、少年の頃はこういう妙な感情が起きるものです。

中国では葬式の際に、参列者の想いを代弁するかのように涙を流すと言う風習があるらしい。 またそれを専門とする人もいるみたい。（ここらへんは、完全に推測です。あしからず。）

色彩が鮮やかで鮮明な印象が残ります。また、上記に書いた風習がとても興味深かったです。
主役の女性が最後に流す、本当の涙には心を打たれる。

「シルミド」に便乗したと思われるのがこの作品です。こっちはホラーでした。
多分、韓国でも全国公開された映画ではないと思います。インディーズの雰囲気がします。
多少怖いシーンもありましたが、全般的に演技がしょぼくて萎えます。ひどい。

韓国映画界の巨匠 イム・グォンテク監督の作品。韓国の伝統的な歌（民謡？）を歌う家族の様子を描いている。

93年製作とあって、最近の韓国映画のデートムービー的な雰囲気とは異なっています。
韓国人の根底にあると言われている「恨」とかを感じることが出来ますよ。

韓国のサイコサスペンス。「カル」をかなり意識しているのではないかと思われる作りでした。「カル」に出てたヨム・ジョンアも、 職業は全く違うけど、同じような雰囲気を持つ人物で出ています。

結局、脚本が練られていないので、「カル」ほどの面白みはない。謎は解けるんだけど、ちょっと納得いかないかな。

大人気のイ・ビョンホン、チェ・ジウ共演の作品だが、作品には難あり。特に日本には合わない内容だし、こういうのは韓国映画の印象を悪くするだけだ。

せっかくのイ・ビョンホンも役どころのせいか、単調な演技しかやらないし、チェ・ジウはミスキャストだろう。コメディは合わない。
実際のところ、チェ・ジウよりもキム・ヒョジンの方が出番が多いのは意外。

久々に邦画を見ました。実話を元にした映画です。
高校にいついたノラ犬を軸に、学生時代に成就しなかった恋の行方を描いています。

何よりもクロがいい演技をしていてびっくりしました。どうやって、演技指導をするものなのだろうか。。。？
妻夫木 聡は、高校生役を違和感なくやっていました。若い。

基本的に韓国映画だけど、出演者の面では日韓共作。「ハッシュ」の高橋和也が主役で出ています。
主役のチェ・ジョンアンは、実際にミュージシャンらしくて、道理で演技が慣れていない。
やっぱり主役がうまくないと、映画がしまらない。なんとなくダラダラ流れていく感じの映画になってしまっている。
しかし、”Run2U”ってどういう意味があるんだろう？

ムン・ソリの大人の色気がムンムン伝わってくる問題？作。
人妻の持つしっとりまとわりつくような色気で、隣の高校生を誘惑します。 その原因は夫の浮気にあったんだけど、最終的に背中を押したのは、息子が殺されたことでした。

最後のベットシーンで、悲しみが押さえきれずに思わず涙を流すシーンに感動しました。

やばそうな映画だと思っていたのだが、案の定そうだった。

そもそも、ペ・ドゥナがミスキャストなんじゃないでしょうか。別にペ・ドゥナである理由はない。
また日本特有の事情だが、主役の男性が「劇団ひとり」にそっくりでウケて、映画どころではなかった。

見てて痛い映画で、僕はダメだった。。。
日本の同名コミックが原作であること、カンヌ映画祭でグランプリを取っていることを考えると、色んな人に見て欲しい気はするけど。。。

チェ・ミンシクの狂った感じの演技もいいし、ユ・ジテの冷徹そうな演技もいい、カン・へジョンもいい感じさ。映像も雰囲気あってよかったよ。 迫力のある映画ですよ。でも、僕にはダメだった。

1999年の作品ということで、ちょっと古くさい感じのする映画でした。
前半はダルダルで、予期せずタイムスリップしてしまって、昔失敗した恋を実らせようとする作品かと思わせるのですが、 途中から、意外な展開が待っていて驚いた。こういう驚きがある映画は好きです。

キム・ヒソンの役どころは大したことありませぬ。準ヒロインと言ったところ。

長いこと「空の庭園」だと思っていた作品です。。。DVDリリースに合わせて、邦題を変えたのかなぁ？？？
主演のアン・ジェウクが笑顔一つ見せず、最後までしかめっ面なので、見てて面白くない。ちょっとは笑えよ。
二人が惹かれ合うのにエピソードが足りないので、感情を共感できません。
イ・ウンジュは、不幸役がよく似合う。

韓国の野球の黎明期と、日本の占領下の様子を組み合わせたコメディじ立てのドラマです（自分で書いていても、何のこっちゃという感じの文章になってしまった。。。）。
インドの「ラガーン」に非常によく似ています。というか、リメイク作品？

ネトゲーで出会った二人の恋の行方を描いた作品です。オンラインゲームを知らない人にはよく分からない内容です。
正確に言うと、片方は相手のことを始めから知っているというのが、今までのネットを介した恋愛ものとは異なるところでしょうか。
可もなく不可もなくという感じなんだけど、恋愛映画好きとネット世代では僕にはマッチングしました。

しかし、チョ・スンウはいい俳優だ。演技がうまい。

流行物だったので、つい見ちゃいました。

政治色が強くて、ちょっと萎える。前作の「ボウリング・フォー・コロンバイン」は誰でも共感できた内容だと思ったのだけど、 今回はちょっと。。。
こんな映画が大ヒットしても、大統領選にあっさり勝ってしまったブッシュ氏は何者？日本では考えられないくらい国民間の意見が分かれているのかしら。

主演ではないですが、チャン・ドンゴン、チェ・ジウが出ています。
この映画は悪役なんですが、アン・ソンギのクールな感じが最高。この俳優のすごさが分かります。
主役の男があまりかっこよくないなのが残念なところだけど、ストーリーもまあまあよかった。ブラックコメディ的な演出も、一応とけ込んでいたと思います。
途中、影でアクションを進めるシーンは、違和感あり。

若手男性俳優4人を集めたオシャレを目指した映画。日本ではシン・ヒョンジュン、ウォンビンが有名どころでしょうか。
殺し屋なのですが、殺し方もオシャレです。

軽いノリで進んでいくんですが、それぞれのキャラが立っていて面白いです。コメディな雰囲気があります。
ウォンビンも、さすがに永遠の弟と言われるだけあって役どころにぴったりあっていました。

実は、わたくしは「水曜どうでしょう」というバラエティ番組の大ファンでして、そちらの出演者が作った映画です。

内容が暗い。暗すぎる。本人の性格を映し出しているのかどうか分からんが、映像含めて、常にテンションが低い感じであり、 観るのに疲れる。
出演陣は、「水曜どうでしょう」に縁のある人達ばかりなので、そういう方々のいつもとは違う一面を見れる良い機会ではある。
「水曜どうでしょう」ファン以外にとっては、厳しいかも。

こんな映画にも手をつけてしまうとは、わたしもかなり韓国映画にはまっているわけですが。。。

タイトルについては、日本向けにアダルト路線で売ろうとしただけで、実際のそれほど猥褻な映画ではないです。原題は、単に「二十歳」ですし。
内容としては、不幸に落ちていく若い女性を追っていくだけなのですが、同情するというよりは、自分の行動の結果と言える感じなのです。
この映画が何を意図していたのかよく分からなかった。

若い世代の俳優が、惜しげもなく出演。「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン、「ラブストーリー」のソン・イェジン、 「ブラザーフッド」のイ・ウンジュ、「箪笥」のムン・グンヨンが出ています。
配役としても、体弱そうな役No.1のソン・イェジン、不幸役No.1のイ・ウンジュがそのままぴったり当てはまっていますね（〜No.1は私的評価。）。

初め観ていると普通のラブストーリーなのかと思ったのですが、実は悲しいお話に展開していって驚きました。
分かりにくいところがあったので、もう少し練ってくれれば、大傑作になった思うだけに残念です。

ほとんど韓国映画批評になっていますが、まだまだ続きます。。。今年は公開&リリースされ過ぎ。。。

さてこちらは、なんてことはない韓国の恋愛映画です。済州島が舞台のシンプルなラブストーリーとなっています。 コ・ソヨンは相変わらずいつもの演技ですが、この役はあっていますね。チャン・ドンゴンも、地味な役をやっていますね。
取り立ててよくもないんですが、悪くもないです。印象の薄い映画です。

この監督は嫌な奴だろうなと思わせる、不快感のたまる映画。これが意図的であろうから、イヤな感じである。。。

ベットシーンが多いが、どれもエロい。チョ・ドヨンが体を張っています。ヌードシーンがあるのは、初めてなのでは？ 「スキャンダル」の方が、日本公開は先だけど、現地は逆だし。

タイトルに至っても、ハッピーエンドではなくて、「ハッピー」が「エンド」って意味なのよ、これ。

究極のドキュン映画。
タイトルやパッケージを観る限り、「女子高生がチェーンソーを振り回すんか？」と思わせるが、そんなシーンは皆無。
明らかに年齢が高いと思われるアダルトな女子高生達や、夜のシーンなのに明るい、無理矢理なストーリー、全てが破綻しています。
素人が作っても、もう少しまともになると思うのだけど。わざとこうやったのだったら、やめて欲しいゾ。

完全なインディーズムービー。日本で公開されている他の韓国映画とは、全く毛色が異なります。。。

グロイ映像や卑猥な表現など、まるで日本のインディーズムービーを観ているよう。
韓国のこんな映像も輸入されるようになったと思うと、感慨深いなあ。。。

「ラブストーリー」のチョ・インソン、「火山高」のシン・ミナ共演のラブストーリー。
今の若者っぽい雰囲気の映画で、1ヶ月だけ契約してつき合うとか、妊娠してしまうとか起きます。

内容は薄っぺらではあるけど、軽いノリで観るにはいいと思います。二人とも美男美女だし、観てて嫌なところはない。
タイトルはあまり意味ありません。。。

チェ・ジウ人気にあやかったと思われる発売だったが、まあまあ内容はしっかりしていました。
ただ、パッケージを飾っているような半裸シーンはないよ。
母親の狂った愛情がすごすぎ。

「TURE」などのペ・ドゥナ主演。思春期から大人になる過程において、バラバラになっていく友情を描いた作品。こう書くと悲しい映画っぽいが、 そんな悲観的な映画でもないです。
大人になるって、こういうことなんだなって思う。学生時代は仲のよかった友達も、それぞれが自立していく過程において、 考え方や境遇が異なり、離ればなれになっていくこともあるさ。学生時代は、何も考えてなくてもよかったさ。

「箪笥」のイム・スジョン主演。
恋することの楽しさを胸にしまって、悲しくサヨウナラという作品。 飛行機の中で、中国語の字幕かつ体調がすごく悪いときに見たせいか、あまり印象に残っていない。
ともかく、テンポが悪い作品で、見ててイライラしてくる。この映画は、ずばりイム・スジョンを見るためしかないでしょう。
彼女は日本受けしそうな顔立ちだし、そのうち日本でも人気出てくるかな。僕の一押し女優。

飛行機の中で、英語音声で見た作品です。
なんかこういう大作は見飽きたなというのが、正直なところ。ハリウッドの王道映画ですが、その分、決まりきった印象しか得られません。
ここまで世界がひどくなったら、実際のところは弱肉強食状態だろうな。

ニコール・キッドマン主演の不思議な映画。何が不思議かと言うと、建物とかが意図的に作られていなくて、単に線が引いてあるだけのような 撮影現場で、取られた作品なのです。
始めは違和感があるのですが、俳優陣の演技力によりなんか違和感がなくなっていくのが不思議です。
あとは映画にとって、「音」がとても大切な位置を占めるということを確認できると思います。効果音がないと、さすがに映画として成り立たなそうでした。

美しき映像が織りなす最高のホラーで、何度でもみたい作品の一つです。ともかく音楽がよいです。
あとは、内容もあまりない感じです。謎解きとホラーが組合わさっています。

主役のスミを演じるイム・スジョンを始め、美女が共演しているのも見どころですな。

娼婦と、その原因を作った男性との奇妙なラブストーリー。男性から見ると理解出来るストーリーではあるけど、 こういう劣情感的なものは、実際に芽生えるものなのかしら。

イ･ビョンホンの銀幕デビュー作。今の彼の姿はない。コメディの主役を張っています。

はちゃめちゃな展開を見せてくれますが、結構、面白く見れます。イ･ビョンホンのコメディ人ぷりを是非観てみて頂きたい。

借りたときは新作だったのに、何か映像が古い。。。どうやら、ちょっと古い作品らしい。
すごく地味ーな映画。女優と一般人のラブストーリーです。無理に見ることなかったかなとも思うが、 悪い映画ではない。

韓国映画が”〜愛”と訳されると、エロチズム系の内容なことが多いのだけど、これもそう。
非常に美しいラブシーンの連続。エロくない。
ストーリーはほとんど意味がない感じ。映像を観てみてください。

わたしは、007シリーズは好きで今までの作品はだいたい観ています。さて、今作は20作目という節目でしたが、特に変わりはありません。（笑）

さてさて、、、ピアース・ブロスナンって老けたな。アクションシーンとかキツそう。そろそろ交代してもよいかなと思いました。
ボンドガールのハル・ベリーは、あまり動けないピアース・ブロスナンに代わって大活躍。

運をテーマにした映画。ちょっと難しい感じのする映画だけど、題材としては面白い。
にしても、スペインの映画って観るとすぐ分かるくらい独特のおしゃれな洗練された雰囲気を持っていますね。

この映画の場合、運とはその人の能力だと定義されていて、運の強い人は他人の運を吸い取ることでそれを保っているとされています。 実際はどうなんでしょうか。。。

世界観はきっちりしているだけに、話がこじんまりした印象で残念。もっと大作ちっくに作ってしまえばよかったのに。
パッケージほど、ケイト・ベッキンセールはかっこよくない。逆に言うと、雰囲気あって、このDVDのパッケージは超好きです。

いっそのこと、ケイト・ベッキンセールを大活躍させてしまえばよかったのに、下手に恋人とか出してくるから、 ぼやけて面白みが消えた感じでした。

古くささとともに、見てて面白くない。これは演出が古いとかそういう問題じゃなくて、根本的に面白くないのだ。
ユアン・マクレガーが乗り切れていない感じで、キャメロン・ディアスもそれにつられて（？）どうもだめ。
ロードムービーを見事にしくじりましたね。最後のクレイアニメはよかったな。

ジョニー・ディップが好演のおとぎ話のような映画。ただほのぼのという訳ではなく、「ホントは怖い××」な雰囲気も兼ね備えています。

なんといっても、主人公演じるジョニー・ディップがよいです。

イギリスの俳優陣総出演（言い過ぎ？）の愛の溢れた幸せな気持ちになる映画。なんとか子供にも見せれる（と思う。。。）。
基本的には、恋愛の愛が中心だけど、友情の愛やらそこら中に愛が溢れているようね！っていう映画で、見ててほっとします。
この映画だど、わたしの趣味になる俳優さんは、マルティン・マカッチョン（本職は歌手？）。「キング・アーサー」のキーラ・ナイトレイはお人形系の超美人。
まあ、だれが見ても、そこそこ面白いと感じると思いますよ。

良質のブラックコメディ。宮迫博之のインチキお兄さんがいい。
暗黙の了解で口に出してこなかったことを、いきなりぺらぺらしゃべりだす不届きものが現れて、おろおろするといった感じです。

最後の蛇イチゴは、兄として優しさか？（俺はそう思いたい。）

問答無用のお気楽映画。何も考えずにともかく元気を出したいときにオススメ。決して馬鹿にしてはいけない。
自分の飼い犬のために動物保護法みたいのを作ってしまおうという行き当たりばったりに見える行動も、 自前の才能を武器に、遂には成功させてしまうというハッピーな映画です。歳にもめげずに、ともかくピンクっているのも見所かも。今作がぎりぎり許容範囲かと。

個人的には、去年のWWDCの時にこの映画の宣伝塔が一杯立っていたなと思い出しました。

「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン監督の第3弾。相変わらずな微妙なサイケな感じで映画が進んでいきます。
やっぱり好みが分かれてしまう作りだけど、こんな映画はこの人にしか作れません。残念ながら、今作は、わたしの肌にはそれほど合いませんでしたが、 見終わった後の幸福感が残る感覚はやっぱりイイ！

面白いんだが、ちょっと飽きた感じもしました。何となく、みんな年を取ったなという印象が。。。
いかりや長介の最後の作品になるわけだけど、楽しませてくれるよい内容でした。

感想書くのが遅れたので、あんまり記憶に残っていない。。。

イ・ジョンジェが出演していることぐらいしか見る価値はない。
北朝鮮の軍隊の描き方がかなりエグい。リンチのシーンは、観るに耐えないかも。

シリアスな内容と思いきや、コメディちっくです。
韓国に来た北朝鮮のスパイが色々災難に巻き込まれて、ちょっとロマンスもありと、とてもスパイ映画とは思えません。
それがなかなかおもろいんだよね。うまい具合に脚本ができている。B級映画の鏡です。

韓国映画もここまで作れるようになったかという感じのスケールのでかい映画でした。 10年くらいまえの映画を見ると、韓国映画も成長したなって気づくと思います。

正直言って、ネタは韓国内向きなので、内容はあまりオススメできないが、 韓国映画の今の実力が見れるよい機会でしょう。

主役の2人の兄弟も、ただのアイドルではなく、俳優として演技しています。