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2006年 映画の感想 その2

007/カジノ・ロワイヤル
満足度★★★★☆ お勧め度★☆☆☆☆ [劇] 公式ページ

ボンドが007になるまでを描いた作品。
007になりたてという設定なので、駆け出しスパイが戸惑いながら、 いっぱしのスパイとして成長していくといった感じのストーリー。

設定の通り、ボンドはまだ洗練されていないスパイで、 結構、力技を使ったり、失敗したりと、いつもとは大分様子が違う。

僕はそれなりに楽しめたが、異色な作りではあることは間違いない。
終盤の盛り上がりもあまりなく、ラブラブなボンドを見てもなぁ。。。という気もした。

なし
ユナイテッド93
満足度★★★☆☆ お勧め度★★★★☆ [劇] 公式ページ

アメリカの同時多発テロ事件で、ハイジャックされた4機のうち、 唯一、目標に達しなかったユナイテッド93便を再現した映画だ。

これは、ドキュメンタリー映画のように作ってあり、作品性は薄い。
特に何を主張するわけではなく、事実と思われる事だけを淡々と描いている印象を受けた。

あまりの主張のなさに、映画としてはちょっと疑問だが、 世界に衝撃を与えた実話をもとにしているだけあって、目は離せなかった。


Mr. & Mrs. スミス
満足度★★★★☆ お勧め度★★★★☆ [劇] 公式ページ

面白くないという噂も聞いていたが、一応観てみました。昨年の年末ヒット作ですよね。

もともとイメージしたのは、アクション映画なのかなぁと思って観たのだけれど、 これはコメディ映画だな。
で、コメディ部分もいまいちだ。掛け合いのテンポがよくないのだ。


SWING GIRLS
満足度★★★★☆ お勧め度★★★★☆ [劇] 公式ページ

いまさらっぽい気もするが、観てみた。

こっちの方が古いのだが、この前観た「フラガール」と話の流れが似ている。 扱っている対象がジャズとフラという違いがあるくらいか。

リアリティよりも雰囲気を優先するシーンが、いくつかあるんだけれど、 個人的には脱線し過ぎかなと思いましたが、どうでしょう?

準主役の関口香織は、メガネッコ好きにはたまらんかな。 彼女を演じた本仮屋ユイカは、来年あたりに売れてきそうである。


アザーライフ
満足度★★☆☆☆ お勧め度★☆☆☆☆ [劇] 公式ページ

詳しくは知らないが、サラリーマン監督が撮った作品らしいが、 自主映画っぽい雰囲気が抜けきれていないな。

複雑な謎掛けをしておいて、終盤で怒濤の解決を見せるのはよかったけど、 演技面が映画っぽくなくて、リアル感に欠ける。まるで演劇を見ているようだ。

金田美香が出ているということで、わざわざ泊まりがけで、 観に行ったのだが、それほどの価値はなかったか。
彼女の演技は思ったより良かったのが収穫だったなぁ。

なし
恋するブラジャー大作戦(仮)
満足度★★★★★ お勧め度★★★★☆ [レ] 公式ページ

おバカ映画。作りは大雑把なラブコメだけど、本人達が楽しそうにやっている雰囲気が こちらまで伝わってきて、楽しい気分になる。

画面がブラジャーで埋め尽くされるシーンが多く、 視覚的にカラフルなので、楽しい雰囲気になる。(男だけか?)
本来だったら、笑ってしまってNGと思わしきショットも そのまま使っていて、それがよい効果を生んでいると思う。

ヒロインのジジ・リョンは、香港の大人気アイドル(女優?)らしく、 キュートな笑顔が最高。


ゆれる
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

「蛇イチゴ」の西川美和監督の2作目。1作目はまぐれじゃないな。

今回も日本のある家庭に起きた出来事をもとに、兄弟の葛藤を描く作品。
オダギリジョーもよかったが、香川照之の演技が非常によい。
好き勝手にやってきた弟に、気になっていた彼女も取られ、自暴自棄になった感じとか最高。

さてさてこのところ、いい映画に連発で当たっていて幸せじゃな〜。


トンマッコルへようこそ
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

内容を日本人が分かるように例えて説明すると、 「竜宮城に行った男共が、恩を返すために、命をかけて守る」映画だ。

色々あって、朝鮮戦争の真っただ中に、アメリカと韓国と北朝鮮の軍人が、 一つの集落(トンマッコル)にそろってしまって、すったもんだする内容なんだけれど、 トンマッコルの人がほのぼのしていて、癒される。

はっきりいって、ちょっと逝っちゃっている内容で韓国で大ヒットしたというのが 驚きだ。日本じゃ企画の段階で通らんだろう。


フラガール
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

実話をベースにしたお話らしいが、結構、作った話だよなぁ!?

非常に出来がよい映画だ。フラガールと言うとゆったりした感じがする踊りかと 思ったが、結構、激しいやつもあるんだな。
終盤のフラガールの踊りのシーンは、非常に盛り上がってよかった。 バレエをやっていただけあって、「花とアリス」同様、蒼井優の踊り上手で 観ていて、ワクワクさせてくれた。

夕張に行っちゃった親友役をやっていた徳永えりは、かわいかったなぁ。


時をかける少女
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

2006年 アニメーション版。
かなりよいと聞いていたが、ようやく秋になって新潟でも公開されまして、早速、見に行きました。
評判通りの出来で、わたしの人生史上でかなり上に来る感動作でした。
アニメーションで、目頭が熱くなったのは初めてだな。

私は原作とか以前に映画化された作品とかは観た事がないので、前の作品と何か違うのか よく分かりませんが、今回は、タイムリープに伴う苦い出来事を軸に、 思春期の自分や周りの変化に対するとまどいや受け入れのようなものがテーマになっている(と感じた)。
単に便利だとおもっていたタイムリープが、他の人に予期せぬ影響を与える事を知り、 自分自身の周りには、他者が居るのだという事に気づく。
一方でうまくいったということは、一方ではうまくいかなくなっているんだということに気づき、 どうしようもない葛藤に悩む。
色んな体験をして、子供から大人になっていくのだ。

ワケの分からないことを書いてしまったが、小刻みに笑いもあり観ていて飽きない。

内容とは全く関係ないが、真琴が学校の机に座るシーンで、「パンツ座り」していたのに、衝撃を受けた。
最近は、こっちの方が萌えるのか!?机にパンツ直だせ!?
僕が学生だった頃は、(自転車の話だが)男子の大半は、「スカート乗り」を支持していたというに。。。
最近は床に座る時も、スカート折り畳まないで座っている光景を見かけるが、スカートが地面に接触して汚いと思うぞ。。。

「パンツ乗り」 - 自転車に乗る際に、サドルにパンツ直で乗るスタイル。前に聞いた限り、 スカートのプリーツが折れないとか、スカートが皺にならないといった理由で支持されているようだ。
「スカート乗り」 - 自転車に乗る際に、サドルとパンツの間にスカートを挟むスタイル。 昔はこれしかいなかったが、今や希少価値。


青春漫画 〜僕らの恋愛シナリオ〜
満足度★☆☆☆☆ お勧め度☆☆☆☆☆ [劇] 公式ページ

「同じ年の家庭教師」のクオン・サンウとキヌ・ハヌルが再共演。

「同じ年の家庭教師」も大雑把な作りだったが、これは遥かに上回るなぁ。 編集でぶった切ったのか、もともとそういうものだったのか、よー分からんが、 話がぶつぶつ切れて、酷い。
クオン・サンウは、またもジャッキー・チェンに憧れる役どころ。私生活でも 好きなのか?


シュガー&スパイス 風味絶佳
満足度★★★★☆ お勧め度★★★☆☆ [劇] 公式ページ

今乗ってきているらしい沢尻エリコと、個人的にはあまり魅力を感じない柳楽優弥の 切ないラブストーリー。
よくも悪くもフジテレビらしい感じで、満足はまあまあ出来た。
何故か志郎を離れた乃里子がよく理解できなかったが、 女性なんて、他人なんてそんなものだよな。

そういえば大泉洋も出ていたが、ちょい役で残念。


花とアリス
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [レ] 公式ページ

個人的にはまりつつある蒼井優の主演作という事で拝見してみましたが、 雰囲気あっていい映画じゃないですか!
蒼井優の役どころは、友達のウソが原因の三角関係に巻き込まれて、 初めは友達の為に、三角関係をやっていたのが、だんだん本気に好きになってしまう。。。 という感じ。
映画の醸し出すちょっと非日常的な雰囲気と相まって、 彼女の不思議な魅力に引き込まれてしまうね。ラストのバレーシーンなんて最高。


グエムル -漢江の怪物-
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

一見、エイリアン系の怪物映画だが、それだけに留まらないものを持っているように思う。
「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督が作った作品で、韓国では歴史を乗り換える大ヒットを 記録している状況だ。
怪物を倒そうとする家族が、妙に世帯じみていて、更にかなり弱弱でせつない。
最後も、助けようとしていた娘が亡くなってしまい、これまた切ない映画だ。


僕の、世界の中心は、君だ。
満足度★★★★☆ お勧め度★★★☆☆ [劇] 公式ページ

日本で大ヒットした「世界の中心で、愛をさけぶ」の韓国版リメイク。
結構、設定が変わっている気がしたが、基本的な内容は同じだった。
ソン・ヘギョは、まあいいとしても、チャ・テヒョンに高校生役を やらせるのはちょっと無理があるんじゃないかなぁ。


ラフ
満足度★★★★☆ お勧め度★★★☆☆ [劇] 公式ページ

昨年の「タッチ」に続くあだち充の漫画を、長澤まさみ主演で映画化。いまさら感もあるけど。。。
「タッチ」に比べたら、まともに映画になっていて、だいぶよい気がする。あれはひどかった。
二ノ宮亜美は、失敗もするし、怒ったりもして、人間味が感じられ、 現実感があるのが、実写化されてもうまく行っている要因かな。
最後の「応答せよ」はよかったな。


ハチミツとクローバー
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

「ラブ★コン」に続いて、少女漫画を原作とする映画を連発で鑑賞してみました。

「ラブ★コン」はラブコメでしたが、こちらは純粋なラブストーリーでした。
青春群像といったところか。
原作ファンの方々には不評のようだが、僕は見終わった後にすごくキュンとしてよかったなぁ。

とりあえず、竹本がフラれて?しまって思わず旅するところとか、実際にやった事がある私には すごく共感してしまった。

はぐみを演じた蒼井優は、不思議な雰囲気を持つ女優ですな、ちょっと興味が湧く。


ラブ★コン
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

見ていて面白くて、キュン死しそうな楽しいラブコメだ。

面白かったのだけれど、もう少しで大傑作になったと思うのだ。
見ててよく分からなかったのが、男性側の大谷の心の動き。
告白されてから、どのタイミングで好きという気持ちなったのかが今ひとつ見えない。
それだけ直せばなぁと思いました。

詰め込みすぎの感もあったので、告白直後辺りで一旦切って、 二部構成でもよかったのかもね。

主人公の藤澤恵麻は、身体のバランスが何か変(手が長いのかな)で デカ女にはぴったりでしたな。表情も猿っぽくてよかったです。


M:i:III
満足度★★★★★ お勧め度★★★★★ [劇] 公式ページ

ミッションインポッシブルの第三弾。

中学の頃にやっていたTV版の「新・スパイ大作戦」を、当時ビデオデッキを持っていなかった僕は音声だけを録音して 何度も聞いて楽しんでいたほど、このシリーズは思い入れがあるわけなんですが、今作は人間ドラマもあって、よいじゃないですか。

アクションも相変わらず玄人仕事の高い水準であるが、今回はイーサンの人間味に触れており、いつになく 内容がある映画になっており、いいですねぇ。スパイ映画から、一歩、進んだなぁ。

妻が出来てしまって、今後のシリーズをどうするんだという疑念も残るが、とりあえずは、ええじゃないか、ええじゃないか。


スーパーサイズ・ミー
満足度★★☆☆☆ お勧め度★★☆☆☆ [レ]

マクドナルドしか食べずに一ヶ月間を過ごすとどうなるかを試した映画。

あっちのファーストフードはやたらと量が大きくて、食べきれないのだが、あっちの人も無理なんだね。吐いていたし。
検証方法としては過激するとは思うが、社会に継承を鳴らすという点は役に立ったのだろう。
確かこの映画の公開の後に、マクドナルドはスーパーサイズをやめたんじゃなかったけ?


コラテラル
満足度★★★★☆ お勧め度★★★★☆ [劇] 公式ページ

珍しくトム・クルーズが悪役をやっているのが、興味深い映画だ。でもやっぱり彼は主役なんだな。

トムがやっているのは、悪役ヒーロータイプではなくても、正真正銘の悪役。そういう意味ではすごく新鮮で面白かった。 ただ相変わらず、彼の不死身っぷりは炸裂しており、耳を吹き飛ばされようが、平気な顔をして猛然と襲ってくるあたりは、 人間とは思えぬ。最後もてっきりムクッと起き上がるものだと思っていました。



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